個人事業主になりました
会社員を辞めて、在宅ワークという働き方を選び、2017年11月6日、本日個人事業主となりました。
会社員として収入の安定をとるか、個人事業主として心の安定を取るか、ものすごく悩んだ末、今の私には会社勤めより、在宅ワークの方が合っていると感じたため、個人事業主になることを決意しました。
その1番の理由は子供たちです。
共働き世帯で世間で度々論議される家事・育児の分担。当然我が家でもありました。
しかし我が家の場合は、結婚前から主人の仕事が遅いこと、主人が家事ができないことを理解していました。
それでも主人と一緒になりたかったため、『何とかなる』な気持ちで結婚しました。
けれど、ヤハリ現実は甘くなく、子供が出来ると状況は一変し、出勤前、帰宅後に出来る家事・育児は主人に頼むようになりました。
子供が1人の間はフルタイムで働き続けても全然大丈夫だと思ってました。
けれど、次男が産まれ、長男が嫌々期に突入し、、、段々と子育ての真の大変さを目の当たりにするようになりました。
育児の負担が増えると同時に、家族が増えた分家事の負担も増え、その上仕事では勤続年数増加と共に責任も増えてきます。
育児休業からの復帰後は、休んでいた間のブランクを取り戻すだけでも必死なのに、会社は待ってくれません。
復帰前と同レベルの仕事が出来て当たり前。時短勤務だろうが人手不足だから仕事量はフルタイム分が当たり前。
当然仕事先ではできない自分に焦ったり、理不尽な勤務体制に腹を立てたり、、、そしてそのストレスをそのまま家庭に持ち帰り、、、
家では、まだまだ手のかかる2人の息子に腹を立てることも多く、、、
気がつけば怒りの内容が、子供とは全く関係がなく、ただただ自分の仕事のストレスを子供に置き換えてぶつけてしまっていたこともしばしばありました。
何やってるんだろ、、、
5月、6月はこの負のスパイラルに、泣いて、怒ってばかりでした。
このままじゃいけない
何かを変えなきゃ、自分がおかしくなる。子供を危険にさらしてしまう。
ここまで思い詰めていました。
子供が2人居るからお金が必要、だから正社員は辞められない。ずっとそう考えていましたし、仕事も好きでしたので、辞める選択肢はありませんでした。
けれど、家事・育児の中心は私で、これは今後も変えることができない。
仕事のストレスを子供に撒き散らすのは、もぅ意味がわからない。
そこまでしたい仕事なのか?何のために働いてるんだ?
子供の笑顔を犠牲にしてまで働くって何だ?
こんな疑問が次々と湧いてきました。そこから働くことについてもう1度自分なりに考え直すことにしました。
主人にも自分の気持ちを伝え、働き方について考え直したいことを相談しました。
驚いたことに主人の答えは、『まぁいつかそうなると思ってた』でした。
主人も主人なりに、自分が仕事中心なことに罪悪感を持っていたみたいです。
この言葉を聞いた瞬間、何故か胸がすごく軽くなり、『家事・育児は夫婦で協力するのが当たり前』みたいな言葉は我が家には合わないことがわかりました。
日本の男性はまだまだ子育てを優先するのは難しい風習があります。
私も会社員を経験した分『帰りたいのに、帰れない』男性を沢山見ましたし、でないと仕事が回らないことも理解しているつもりです。
だから、私は愚痴ひとつ言わず、毎朝定時に会社に行く主人を尊敬します。
だから我が家の場合は、主人が仕事9割、家事・育児1割。私が仕事1割、家事・育児9割の分担にすることに決めました。
実家、義実家に頼れない、頼りたくない。
専業主婦ではなく、少しでも社会と繋がっていたい。
でも1番は子供を優先したい。
こんなわがままを叶えられる仕事があるのか、正直わかりませんでした。
ハローワークでパートの求人を見ては条件に合いそうだと思っても、子供の熱はシフトに組み入れられません。
外に働きに出たら、勤務場所が変わるだけで、結局以前と同じことだ。
悩みに悩み、求人を検索している時に、私が以前気になって受講した派遣先から、今後有期で派遣業を行っていただきます。と通知がきました。
ずっとやりたかった仕事だったため、今後その派遣依頼がきた時にすぐに対応できるよう、在宅ワークで個人事業主として働く、働き方を決意しました。
子供を優先しながら、それでも社会と繋がって働きたい。
親もまだ働いているので子供の世話を任せられない。
在宅ワークで個人事業主になる女性は、今後増えてくるかもしれないな。と思っています。
もし1歩を踏み出せない方がこのブログを読んで下さっていたら、個人事業主になって良かった。とこれから沢山発信して行ければと思います。